犬は元々狼だったわけですから、ハンティング能力があったり、肉食だったりしてもおかしくありません。しかし現在生息している犬のほとんどはそのような特徴を持っておらず、非常に従順な動物になっています。

その原因は、人間との共同生活にあると言われています。人間に飼われると無理に狩りをする必要がありませんし、野菜を食事として与えられれば食べるようになります。

初めは野菜を食べても上手く消化吸収出来ていなかったでしょうが、進化の過程で見事に雑食動物の仲間入りを果たしました。こうなると犬はペットとして生きる他なくなるわけですが、最近はペットというよりも、家族として扱われることが多くなっています。

家族としての犬は喜怒哀楽を共にすることのできるパートナーであり、人間も犬から沢山のものを与えられています。たとえ狩猟犬や盲導犬であっても、単なるツールではなく、愛情をそそいで共に暮らす家族なのです。

犬に対するこうした理解は世界的に進んでいますが、他方で野良犬の処分が粛々と行われていることも現実です。野良犬は基本的に捨てられた元飼い犬であり、野良犬の発生の責任が人間にあることは間違いありません。それでも人間の手で彼らの命を次から次へと奪っているのです。

世界中で動物愛護団体が声を上げているものの、依然としてこうした「処分」が無くならない現実も踏まえた上で、犬との共生を考えていくべきでしょう。

さて、飼い犬は大体飼い主に従順ですが、中には命令を無視する犬もいます。彼らの扱いに困っている飼い主はどうすればよいのでしょうか。最悪の選択は困り果てた末に捨ててしまうことで、それこそ前述した「処分」に繋がってしまいます。1度飼うと決心したのであれば、その責任を全うしなければなりません。ですから残された道は一つしかなく、今からでもきちんとしつけることです。今までしつけが不十分だったからこそ、舐められているのです。

しつけに関する情報を収集し、犬用のグッズを使用したり犬のおもちゃの助けを借りれば、ある程度は事態が改善するはずです。

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